(続)照井会議

父が一か月ほど前に亡くなり秋田の実家に母一人。

孤独がいかに危険かは仕事柄痛感している。

 

周りは田んぼだらけ。

友達親戚、皆高齢者。

免許返上、骨粗鬆、おまけに膝負傷。

さあどうする?

 

そこで先日考えたのが照井会議(母の旧姓が照井)。

 

日本各地に散らばった照井きょうだいを今流行りのZOOMというテレビ会議的なものに繋げ、井戸端会議をできるようにするという稀有壮大な計画。

 

ところがどっこい、そう簡単には問屋が卸さない。

 

なにせ母はガラケーを生まれて初めて持ったのが一年前。

メールすら怪しい。

 

おまけに本当は私もこういうのが大の苦手。

 

数年前に入った職場でパソコンの打ち方が分からずに、「あのー、小さい『っ』ってどうすんですか?」、「改行ってどうすれば?」などと聞く度に爆笑されたり面倒くさそうにされた記憶がある。

 

あー、これが家庭で役に立たなくなったお父さんが端っこに追いやられる様な感覚なのかもしれないなどと意味不明に思ったものだ。

 

そんな私が必死こいて文字を打てるようになったり、改行したり、おまけにブログだの youtube だのと。

俺はなんて偉いんだろう。

誰もしてくれないのでまずは自分を労わる。

 

とりあえず今日の段階ではヒーヒー言いながらもようやく私と母でZOOMができるようになった。

 

さぁ、これから母のきょうだい参りか。

はてさて照井会議は果たして実現するのだろうか?

 

(続く)