リカバリーストーリー(喪失と回復の物語)

 

先日、「リカバリーフォーラム」というイベントに参加してきた報告の続編です。

 

 

私は、この「リカバリー」という言葉が無条件に好きです。

 

 

 

「リカバリー」の意味をネットで調べてみました。

 

以下のようなものがありました。

 

 

 

 

「精神障害のある人が、それぞれ、自分が求める生き方を主体的に追及すること」

 

「障がい者が希望や自尊心を取り戻し、可能な限り自立した生活を送ること、社会への貢献を学ぶこと」

 

 

「リカバリーとは、 症状が消えたことを意味するのではなく、むしろ、症状にもかかわらず生活を持続することができること」

 

 

 

「どのような病や障害に圧倒されたとしても、自分らしさや日常生活、そして自分の人生を取り戻すことができるという考え方」

 

 

 

 「リカバリーとは、ひとたびは病を持った方が、その人にとっての希望、権利、社会的な役割として尊重されることなど、障がいによって失われていたものを取り戻すこと」

 

 

 

いろんな定義があるんですね。

 

今回、このリカバリーフォーラムを主催した共同代表の伊藤順一郎先生はシンプルに言いました。

 

 

 

「人生を取り戻すこと」

 

 

 

そうなんです。

 

この意味において、別に障害を持っている持っていないは関係ないです。

 

 

 

人生を生きている限りは、誰しもが山あり谷ありです。

 

辛かった体験もあることでしょう。

 

 

 

人生とは喪失と回復の物語です。

 

 

 

私は人の人生を聞くカウンセリングをしています。

 

そこで感じるのは、多くの人が、小さかった頃に自分がそうして欲しかったことや満たされなかったことを後の人生において実現しようとしている、そんな気がしてならないのです。

 

 

 

寂しかった体験をした人は、それを埋めるかのような。

 

傷ついた人はそれを修復、克服するかのような。

 

愛に飢えていた人は、愛を求め、あるいは与えるかのような。

 

 

 

人生は取り戻せます。

 

 

 

先日、電話カウンセリングした方に言いました。

 

辛かった日々を経て、ようやく本当の人生に出会った方でした。

 

 

 

64歳の出産ですね、今が0歳でこれからが始まりですね」と。

 

「本当にそうです・・・」と声を震わせているのが伝わってきました。

 

 

 

その方は人生を取り戻したのに違いありません。

 

それが、リカバリー。

 

 

 

リカバリーには必ず添付ファイルが付いてます。

 

「希望」という名の。

 

 

 

私が定義するリカバリーは、「人生を希望と共に取り戻すこと」です。

 

 

 

取り戻した時、決して以前とは同じ位置に戻るわけではありません。

 

必ずや以前とは違う世界に立って新たな世界を見ていることでしょう。

 

 

 

人生とは喪失と回復の物語です。

 

あなたのリカバリーストーリーはどんな物語ですか?

 

 

 

そしてその物語はこれからどんな風に紡がれていくのでしょう?