何のために生きるか?

私は人の人生を聞くカウンセリングをしています。

 

幼少期から今に至るまで様々なことをお聞きします。

それをやっている中で最近つくづく思うことがあるのです。

 

人は自分が小さかった頃に感じた切なかったこと、つらかったこと、悲しかったこと、苦しかったこと、叶わなかったこと、そういった体験を埋め合わせようと、補償しようと生きているのではないかと。

 

私の例をあげましょう。

私はむしろ10代後半まで順風満帆すぎて特に何もありませんでした。

 

そして10代後半にいきなりあがり症になって、そこから転がる石の様にゴロンゴロンと下へ下へと転落していきました。

人生がうまくいかなくなりました。

 

ただただ苦しんだ時期を経て切に望んだこと、それは私がこの人生でどうありたいか、何のために生きているのか、どんなことをして生きていきたいのか、ひたすらに道を求めてさまよっていました。

 

やがて私は対人援助の職につきました。

その中でふと考えてみたのです。

 

私はこの職について、一体どんな時に一番夢中になったり、充実したり、やりがいを感じたりするのか?

 

振り返ってみると全て共通するのです。

 

社会に出る勇気がなく引きこもっていた人、

私なんてと言って完全に自信を失っている人、

もうどうしたらいいか分からないと途方に暮れている人、

 

そういった人が私の目の前に現れた時、あなたはできる、きっとやれる、人生はより良く生きられると勇気づけている時、その時こそ私は自己一致します。

 

自分が自分であることを実感します。

 

私は私でない誰かを目の前にしています。

しかしそうではないのではないかと思うのです。

 

 

私はかつての自分を目の前にしているのです。

 

かつての自分に対して勇気づけているのです。

あなたはできる、あなたはやれると。

 

振り返ってみれば、私は他者を勇気づけることでかつての自分を勇気づけていたのではないかと。



私の例を挙げました。

しかし、全ての人にその人独自の人生があります。

 

あらゆる人があらゆる職業に就き、家庭を持ち、社会に何らかの役割を持っています。

あるいは何らかの活動をしています。しようとします。

 

それらに意味のないことなどないと思うのです。

 

人は皆、かつての自分がして欲しかったこと、叶わなかったことを今しようとしているのではないか、そんな風に思えてならないのです。

 

 

アドラー心理学ライフスタイル診断

 

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