感情にフタをしていませんか?

最近、自分の感情にフタをするタイプの人の相談をよく受ける。

 

自分の感情、特に、苦しいとか、腹が立つとか、悲しいとか、辛いとか、そういった負の感情をあえて自分の中に閉じ込める。フタをする。

 

一体何のために?

 

理由は様々である。

ある人は人とぶつからないように、ある人は目立たないように、ある人はいい子でいるために。

 

その目的のために、本当の自分の思いを封じる。

 

仕事柄、そういった人に数多く出会ってきた。

基本、みんな生き辛さを抱えている。

 

感情にフタをすることがどれほど自分を傷つけることであるか。

そういったことをまざまざと見てきた。

 

それが習慣となり、過剰になるとどうなるか?

 

まず体に出る。

身体言語と言う。

体は心の代弁者なのだ。

 

次にどうなるか?

心の容器にフタをして一杯になるとあまりに苦しい。

 

なので、はけ口を求める。

けれど言えない。

 

だから体を傷つける。

だから物質に依存する。

だから他者攻撃する。

 

リストカットなど自傷をする。

アルコール、薬物等に救いを求める。

ネットで匿名で攻撃する。あたかも自分こそが世界で一番正しい人間であるかのように。

 

自傷はアピールという人がいる。

そういう人もいるだろう。

 

しかし、決してそうではない。

自分を救おうとする行為なのだ。

自傷によって彼ら彼女らは今を生き延びているのである。

 

その先は?

解離と言って自分とこの世界を切り離す。

それでもダメなら多重人格になって自分を守ろうとする。

 

その先は・・・

最終手段を人は選ぶ。



言いたいことは一点、感情のフタを外しましょうということ。

いきなりカパッと全開は難しいかもしれない。

 

外し方は様々、感情に気づく、感情を書く、つぶやく、感情を打ち明ける、感情を伝える。

そういったことでやれそうな小さなことから始めること。

 

感情は表現することで流れていく。

 

感情は溜めるものではなく消化するものなのです。