秋田の高齢者が抱える事情

 

秋田県の自殺率全国ワースト一位が続いています。

 

それだけでなく、ガン患者数、婚姻件数等、秋田出身の私としてはあまり嬉しくないデータが多いです。

 

子供の学力が秋田県が高くて誇らしかったものの、残念なことのほうがむしろ際立っています。

 

そのなかでも気になったのが、高齢者のうつ病患者数、高齢者の自殺率一位。

 

けれど、これはある意味理解できます。

 

なぜか?



電車などの交通網が発達していない秋田のような田舎では完全に車社会です。

 

車なくしては生きていけません。

高校を出る前に多くの人が免許を取ります。

 

高校を出て地元就職する際には車は必須。

 

とは言っても秋田では高校を出た後、多くの若者が都会へと向かいます。

 

そうなると次第に社会が高齢化社会となり、高齢の夫婦が残されていきます。

さて、日常生活の食料品や雑貨品はどう調達するのか?

 

もう車なんですね。

しかし、ここで立ちはだかるのが高齢者の免許問題。

 

昨今、高齢者の交通事故が新聞紙上を賑わせています。

高齢者の免許返上について議論が交わされています。

 

ところが、全ての移動手段が車の場合、免許がなくなることは生活の危機に繋がります。

 

バス?

一日に数本です。

数時間に一回のバス利用をはたしてうまくできるのか?

 

自転車?

たしかに、運動を兼ねてこれはありです。

しかし、例えば見渡す限りの田園地帯や山の中で、吹きっさらしの吹雪や雨の中は?

 

コンビニやスーパーの宅配?

これが一番ありの線ですが、一体どれだけのお店が田舎にあるのか?

 

何よりも辛いのが、車がないと気軽にどこかに行くということが難しくなることです。

なので家に引きこもりがちになります。

 

夫婦二人ならいいでしょう。

けれど、どちらかが旅立ったとき、一人になります。

 

知り合い関係は高齢になるにつれ、お互いが年を取りますので少なくなっていきます。

 

そりゃ、うつにもなります。

独り身で誰とも喋らずにいると死にたくもなるかもしれません。

 

自殺率一位にはそんな理由もあるのでは?なんて思ってしまいます。



そんなリアルな状況が私の近い関係でも差し迫ってるんですね。

娘、息子、甥っ子、等々がほとんど都会へと出払った単身高齢者。



さて、どうしたものか。

本当に悩ましいです。

 

東京と秋田を行った来たして働けないものか?

 

そんなことを考え始めています。