人生は自分が決められるとは言うけれど・・・

あえて思ったことを書きます。

長年、障害者分野で働いてきました。

 

障害を抱えながら自分の持っている能力を発揮してより良く生きていらっしゃる方は多々います。

 

しかし、時に、なかなか大変なケースに出会います。

そういった場合、本人が困難を抱えているだけでなく家族全体が大変な状況であることがしばしばあります。

 

多いのが、ご家族も何らかの障害を抱えているケース。

夫婦それぞれが知的障害と精神障害を抱えていたり、親子共々知的障害だったり、あるご家族で驚いたのが、一緒に住んでる家族のうち5人が発達障害だったケース。

 

そういった場合、日々私たちがなんとなく当たり前にできていることがなかなか上手くいかないことがしばしばあります。

 

行政の手続き、金銭管理、衣食住、etc・・・

 

私がある方に関わっていたケース。

家族3人とも何らかの障害を抱えていました。

日々事件が起こります。

 

支援者はてんやわんやです。

そこで、一体誰がどれだけ誰に関わっているのか確認するために、それぞれの支援者が全員で集まりましょうということになりました。

 

役所の一室に集まりました。

椅子が足りなくなりました。

 

なんと20人以上の支援者が集まったのです。

自己紹介と誰の担当でどんな関わりかを説明しました。

 

以上1時間、はいお疲れ様でした。

 

一体なんのためのカンファレンスだったのか。

挨拶だけで終わってしまったのでした。

前代未聞のカンファレンスでした。



しばしば、負の状況というべきものが連鎖されることがあります。

虐待を受けた子供は、親になって今度は自分の子供に虐待してしまう。

 

DV を受けた方は、なぜか知らねど別の誰かとまた同じようなパターンを繰り返してしまうことがある。

 

障害は遺伝するのかどうか、生きづらさは引き継がれるのかどうか、困難な家庭は困難が引き継がれていくのか、どの程度どこまでかは私には分かりません。

 

ただ、そういったことをしばしば目にし、感じることがあったのでした。