それは誰のせい?

 

長年、人の「働く」ことの支援をしてきました。

うまくいってない人には大きく二つのパターンがあるように思います。

 

一つは全てを自分で抱える人。

仕事も、責任も、悩みごとも、困りごとも、自分の感情も。

 

 

そしてもう一つが全てを自分の責任としない人。

上司が、部下が、同僚が、仕事が、会社が、体調が、家族が・・・

と言います。

 

こういった人の相談に乗っているとあるパターンに気付きます。

例えば、今の悩みが上司との関係性だったとします。

 

あれやこれやと悩みを聞いたり、改善策を考えたり、いろいろ試したり、職場と調整したり。

 

そうして、その悩みが解決した時、必ずやってきます。

次の悩みが。

 

あの同僚が・・・

そして、そうですかそうですかと話に乗り、その不満が解消しつつあるころにまたやって来るんですね。

 

次の理由が。

会社が、仕事内容が、支援者が・・・と始まっていくんですね。

 

どうしてこれほどまでに彼ら彼女らには困難が訪れるのか?

どうしてこれほどまでに彼ら彼女らの周りには悪い人ばかりいるのか?

 

ひょっとしたら、彼ら彼女らにはそれが必要なのかもしれません。

できない理由として。

 

いったい何のために?

それは、責任を負わないために。

 

至極もっともらしい理由を。

 

 

そういった人たちは自分の悩みが解消された時、慌てます。

つまり自分を制限するものがなくなったとき、うろたえるんですね。

 

あたかも、急に舞台の上に立ったかのように。

 

その証拠に私はしばしば問います。

大変ですねぇ、けど、もし今の悩みがなくなったらどうします?

 

・・・・・

 

彼ら彼女らは出来ない理由が必要なんです。

自分の責任ではないという範囲において。

 

そういった人たちに必要なことは、ほんの小さなことでもいい、「できた」、「やれた」という経験。

 

だから、仕事を与える必要があるのです。

あなたはやれると任せる必要があるのです。

 

そしてそこから始まるのです。

真の自立が。

 

そして自分の人生を引き受けることが。